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欧米のレンタル

アメリカのレンタルビデオ

時代の流れで変化する業界

アメリカのレンタルビデオ業界は数十年前と大きく変わりつつあります。
以前はたくさん存在していたレンタルビデオの店舗も、現在ではほとんど見かけることがなくなってきたと言われています。
店舗数が激減した理由はいくつかありますが、最も大きな原因として考えられるのは急速に普及したインターネットの影響だと考えられます。

参考:町山智浩氏「アメリカでレンタルビデオ店はほぼ壊滅」~その理由と現状

自宅に居ながらにして「借りる」

レンタルビデオと言えば、実店舗に行って商品を自分で選んで自宅に持ち帰って楽しむものです。
日本の場合は国土が狭いため、近くにレンタルビデオ店があるので不便に感じたことがないかもしれませんが、アメリカの場合は事情が違います。
都市部の場合は比較的近くにレンタルビデオ店があっても、地方に行くほど自宅の近くにレンタルビデオ店がないため利用しにくいという事情がありました。
自宅でゆっくり楽しみたいと思っても、借りに行って返しに行く手間を考えると面倒で利用するのも大変だと感じていた方が多いはずです。

このような背景を受け、レンタルビデオの変わりとして爆発的な普及を遂げたのがVOD(ビデオオンデマンド)と呼ばれるサービスです。
VODとは、いつでも好きな時に映画などの映像コンテンツを見ることができるサービスを言います。
CATVやIPTVを活用した方式で、わざわざレンタルビデオ店に出向くことなく好きな映像を楽しめる便利さが多くの方から支持されています。
こうして、現在アメリカではレンタルビデオ店は姿を消しつつあり、代わりにVODの利用者が急増しています。

製作者側にもメリットがある

レンタルビデオよりもVODの方がメリットを感じられるのは利用者だけではありません。
製作者側にとってもVODは予算をかけずに多くの人に楽しんでもらえる機会を得ることができます。
レンタルビデオの場合は、DVDを制作しても元を取るまでにはたくさんの枚数を制作して配置してもらわなければいけません。
映画が公開された段階で大ヒットした作品の場合は、レンタルビデオ店でも利用者が多くなると見込まれるため、あまり気にせずに済むかもしれません。
あまりヒットするとは思えないような作品だった場合、DVD化させても利用者がいなければ採算が合わずに大赤字になる可能性が高いです。
しかし、VODならわずかな配信料だけで不特定多数の人に楽しんでもらえる可能性が高くなります。

レンタルビデオ店のメリット

アメリカと日本のレンタルビデオ店はサービスの質が全く違うため比較できませんが、レンタルビデオ店がVODに対抗できる策としてはDVD独自の特典をどうアピールするかだと考えられます。
DVDだけの特典映像が含まれているなどVODでは楽しめない何かがあると良いでしょう。