農業機械レンタル

現在急ピッチで開発が進められているのがアフリカ地域ですが、道路事情などインフラ整備がきちんと整えられていないところが多いことから流通面に問題が多くなってしまっています。
また開発を進めたいという意識は高いものの、必要な機材がないために十分な設備が準備できないということもまた開発のスピードを遅らせる要因となっています。

そこで今アフリカで進められているのが、シードアフリカ(SEEDAFRICA株式会社)による、アフリカの開発途上国への農業支援です。
タンザニアやジンバブエなどでは今農業を始めたいけれども、広大な農地で農作物を作っていくことができる機器が用意できないというようなケースが多く見られています。
農業器具は一台あたりの価格がかなり高く、自動車などと違って中古機器の台数も少ないのでなかなかすぐに購入をすることはできません。
そこでシードアフリカでは、トラクタやコンバインといったような日本の優れた農業機器をアフリカ国内でレンタルし、広い土地での農耕を支援するという活動を行っています。
シードアフリカの取り組みはこれまでテレビなどの大手メディアでも取り上げられたことのある有名なものなので、一度は耳にしたことがあるという人も少なくないでしょう。

アフリカへの支援というと、まず最初に多くの人が思い浮かべるのが寄付としての支援ではないかと思います。
これまでも実は日本をはじめとする世界各国から、アフリカでの農業支援のための機器などが数多く提供されて来ましたが、実際のところそれらのほとんどは有効活用されずに放置されているのが現状です。
なぜなら寄付によって受けられる機器というのは現地の人のニーズに従ったものではなく、また受ける側にとってそこから生み出される利益の運用方法などが未確定のままになってしまうからです。
また寄付の場合機器を受けた時点でその関係が切れてしまうので、機器が故障したときには自己資金で修理をしなくてはならなくなったりします。
利益を生み出すシステムを仮に作り出すことができたとしても、寄付が途中で終わってしまったらそれ以上事業を継続することができないなど、継続的なビジネスをしていくにはあまり適さないモデルとなってしまっていました。

そこでシードアフリカが始めたのは、あえて寄付ではなく定期的に料金を回収するレンタルというモデルです。
レンタルの場合使用に応じて料金が発生しますが、期間中のメンテナンスなどは契約として継続しますので関係が途切れることはありません。