レンタルで、物を持たないライフスタイル

モノの貸し借りが業務として行われるようになったのは、19世紀からと言われています。世界で最初にレンタル業が行われた記録は、1887年にグラハム・ベルによって発明された電話機器の貸し出しであるとされており、以後購入ではなくレンタルで会社運営用の器具を借りるという活動が活発化していきました。

個人向けレンタル業務にもたくさんの種類がありますが、中でもここ数年で一番に発展したのがビデオレンタルやCDレンタルにおける著作物のレンタルです。最近ではレンタルできる品物の数は企業向け、個人向けを問わず急増してきているので、ありとあらゆる品物がレンタルできるようになったと言ってもよいくらいです。
中にはそんなものまでもレンタルできるのかと驚くような品物までもが取り扱われるようになっています。

最近になって見直されている「レンタル」

レンタルするという業務は古くから個人レベルで行われてきましたが、最近になってそのよさが見直されてきています。
理由としては、近年簡単に購入できるモノが増えてきたために、ゴミの増加や捨てられないものを抱えた狭い部屋での生活が問題になってきたからです。
また、自分のモノとして所有をしてしまうことで起こってしまう管理や保存の手間を省くため、あえて購入はしないという方法をとる人も増えています。

5ad99cc4243409267f3cfdba7f5cb86a_s良い例が結婚式などお祝いごとに使用するドレスや着物などです。
以前までであれば一度使用したものも長く保管をしておき、子供や孫などに譲り渡すことができたドレス・着物も、ここ最近ではファッションとしての流行の移り変わりが激しいため、長くとっておいても二度と使う機会がないということもよくあります。
記念としての価値は写真にしておけばよく、品物そのものを長くとっておくことにはあまり価値は求められなくなってきました。

「レンタル」の良いところ

レンタルを取り入れたライフスタイルのよいところは、必要最低限のモノだけを所有するという身軽さを手に入れることができるという点です。
引越しや移転をするときにも、所有をしていると大きな荷物を持ち運ばなくてはいけませんが、レンタルであればそこに置いておけばよいので大変楽です。
また、レンタルを業者を介して行うことで、同じ品物を複数の人でシェアして無駄なく使い続けることができるということも利点です。
持ち物に未練のないレンタルでの生活をすることは、その他の人間関係や世俗的なしがらみを薄くして生活することでもあります。
現代人らしいライフサイクルにぴったりの方法と言えるでしょう。